恋愛初心者、モテない男性は会話が下手です。なぜ会話が下手なのかというと、無難な会話しかできないからです。
無難な会話とは・・・
今回は、この点を解説したいと思います。
この記事の目次
あなたが無難な会話しか出来ない理由
無難な会話しか出来ない理由は、2つあります。
無難な会話しか出来ない理由
◆会話スキル
理由1:マインド
マインドはこの場合、



などと無駄なことを考えてしまって、行動出来ないパターンの原因となっている考え方、精神です。※マインドについてはまた別の記事で解説します。
コミュニケーションにはリスクが常に伴う
この手の思考パターンに陥る人に知って欲しいのは、そもそもコミュニケーションにはリスクが常に伴うということです。当然、ごく小さなリスクから高いリスクまであります。何かを質問したり発信するということは何かしらのリスクを伴っています。
会話が苦手な人をサポートする視点で書くと、現状何かしらの会話が出来ている、質問が出来ているというだけでも、モテるようになることは努力次第で出来ます。あとは、マインドやスキルを高めたり、恋愛の本質を理解すれば結果につながる可能性は十分あります。
コミュニケーションはリスクがあると言いましたが、それに対して当然メリットもあります。
コミュニケーションのメリット
コミュニケーションのメリットとしては、意思疎通が出来たり、相手の情報が得られたり、打ち解けることなどが出来ることです。しかし、リスクの低い当たり障りのない会話(例えば天気の話)ばかりしていても先には進みませんよね?
一方で、恋愛話などの感情的になる話などは、話したり質問すると「なんでそんなこと聞くの?」と思われるなどのリスクが高まりますが、うまくいけば価値観が共有できるなどメリットも大きい会話です。
恋愛初心者の方は、まずこの大前提を知り、リスクを適切に評価して状況に応じた負えるリスクは負うということを学びましょう。
当然ですが、最初は低リスクから入り、徐々にリスクを取っていくのがセオリーです。
また、徐々にリスクの高い会話に移行していくことで、本来いきなり聞いたら高リスクなこともほぼリスクなしで聞いたり話せる状況にもなってきます。
理由2:会話スキル
そしてもう一つモテない会話下手に不足しているのが、会話スキルです。
会話下手な人の特徴に言葉やセリフだけにフォーカスするということがあります。これは声を大にして言いたいことです。この部分について詳しく解説します。
コミュニケーションは言葉だけではない
会話が下手な人や恋愛初心者はコミュニケーションは言葉だけだと思っています。
いいえ、違います。

コミュニケーションには言葉以外のものもあるので、そこを解説します。
コミュニケーションには、
②ノンバーバルコミュニケーション
以上の2種類があります。
バーバルコミュニケーション
ノンバーバルコミュニケーション
多くの人は、会話のテクニックや会話内容、どのようなトークをしたら良いか(バーバルコミュニケーション)に意識が偏りがちですが実際には、ノンバーバルの方が重要度としては実は大きいです。
メラビアンの法則というものがあります。ノンバーバルコミュニケーションを語る上で非常に有用な実験結果ですが、その内容は、「話し手」が「聞き手」に与える影響がどのような要素で形成されているのかというものです。
聴覚情報・・・声の質・大きさ・速さ(テンポ)…38%
言語情報・・・話す言葉そのものの意味…7%
言語情報はたったの7%しか意味を持たないとされています。現実でも、「誰が言ったか」「どのようなトーンで言ったか」が重要視されていると思いますが、全くその通りです。
では、その重要なノンバーバルコミュニケーションをどうやって使いこなせばいいか?が気になると思います。
ノンバーバルコミュニケーションを使いこなす
1、視覚情報
これは、見た目、身だしなみ、表情(視線)、身振り、立ち居振る舞い、仕草などです。相手から見える部分ですね。
見た目と身だしなみは分かると思います。表情や視線、立ち居振る舞い、仕草などは恋愛初心者は特に無頓着です。
表情は出来るだけ自然な表情で話すのですが、しかるべきときにしかるべきリアクションをするというのがポイントです。笑うべき所で思い切って笑っていない、表情でリアクションを取るべきところでそれが取れていないなどです。
相槌、うなずく、無駄に体を動かさない、オーバー気味にリアクションを取る(空気やTPOを見ながら)、口に食べ物を入れながら話さない、などなど注意すべき点はかなりあるはずです。
2、聴覚情報
これは、声の質・大きさ・速さ(テンポ)などです。言葉以上に声や大きさ、速さなどが与える影響は本当に大きいので要注意です。
声は大きめな方が印象がいいです。(もちろんTPOによります)
その場面で許される最大限の声の大きさで話すことを意識してください。声の質としては、基本的には低く落ち着いた声でゆっくり話す方が安心感や信頼感、頼りがいがある感じが出ます。
まず、コミュニケーションには言葉以外の方が重要だということが分かって、初めて【言語】会話内容です。会話の基本は質問です。
会話では重要な質問力とその基礎知識
会話の力は質問力と言ってもいいです。良い質問は良い答えを引き出し、会話が盛り上がってきます。
自分が行った質問と、その質問から出た相手のアウトプット(言語以外も含めて)から次のアクションを決めることが重要です。
質問の基礎知識を説明しますが、基本とは言え、ここまで解説しているものはあまりないと思うので、恋愛初心者の方は何度でも読み返してください。
質問の基礎
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを使い分ける。
①クローズドクエスチョン
YES、NOやAかBと択一で答えられる質問。質問された側は答えやすいが、聞いたこと以上に話してくれるタイプでないと会話が広がりづらい
②オープンクエスチョン
制約を設けず相手に自由に答えさせるような質問方法。どうだった?どう思う?など
会話が広がる可能性はあるが、「質問内容」や「聞き方」「タイミング」「相手の状況」などによっては答えづらかったり、話してくれるはずが逆に口ごもる原因にもなる
会話が下手な人は、クローズドクエスチョンしかしません。「はい」「いいえ」で終わってしまうような質問です。
または、オープンクエスチョンだけれども
- 今一つ答え方が分からないような質問だったり
- それを聞いてどうするの?という質問だったり
- なんかウザいかんじの質問だったり
します。
ウザく感じるというのは、ノンバーバルですね。質問の言葉やタイミング以上のものがあります。ひどいと、ずっとその質問をしようと考えていて温めていたものを、口下手で言えずにいて、話の流れも考えずに、ぶっこんできます。
質問のセオリーとしては、最初のうちは、クローズドクエスチョンやオープンクエスチョンでも比較的答えやすい感じで質問をすることがポイントです。
会話が苦手な人の特徴
会話が下手な人はオープンクエスチョンで、相手が考えている「沈黙や間」が耐えられません。相手が考えているのに途中でさえぎってしまいます。
考えているときは間が空くのは当たり前です。逆に、会話が苦手でも間が持つのでうまく使ってください。
オープンクエスチョンでは「なぜ?」や「どう思う?」がキラークエスチョンになります。キラークエスチョンとは、ポイントとなる質問ですね。それによって気づきを与えたり、話に進展や広がりが出ます。
ただし、この「なぜ?」や「どう思う?」という質問はリスクを伴うことも多いです。「そんなこと聞かれても分からない」などとなる場合も当然あります。ですので事前にシュミレーションをしておきましょう。
言い回しや聞き方が重要
そして、ノンバーバルの聞き方ももちろん、バーバルでの聞き方も重要です。
「何か理由があるんですか?」
などの言い方、言い回しや声のトーンなどです。
こういった質問のときは特に重要です。
「なぜ?」とか「なぜですか?」などと聞くと攻撃的に映ったり、詰問されていると相手は感じることがあるからです。
また、こういった「なぜ?」という質問に対して的確に答えない人や質問に答えない回答を素でする人がいます。それをどう捉えるかは別として一つの相手を判断する材料にもなります。
これは、相手の判断基準についてのポイントになります。中級以上ですね。長くなったのでまた別の記事で書いていきます。
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